tenkanblogの日記

もうすぐ6歳になる息子のてんかん。症状や治療経過・てんかんとともに生きていく人生をありのままに綴っています。

【てんかん】になって変わったこと。

5歳の息子がてんかんを患ってから早1年。

 

てんかんになって変わったことと言えば、

とにかく目が離せなくなったことです。

 

息子の場合、起きている間は

いつ発作が起こるか分からないので

安全確保や発作の記録の為に、

とにかく目が離せないのです。

 

3歳の妹がいるのですが、

ついついどうしても5歳の息子に

目が行きがちになってしまいます。

 

また、息子がてんかんになってから

【なんでもない日常】

に感謝と幸せを感じるようになりました。

 

息子の場合は、

ある朝突然大発作を起こしたので

【日常生活のなかに突然てんかんがやってきた感じ】です。

 

目が開いたまま、まったく意識のない倒れた息子を見たときに、

「もう2度といつもの息子に会えないんじゃないか…」

という大きな不安を感じました。

 

今でもてんかん発作は毎日あるけど、

こうやって家族みんなで食卓を囲めたり、

寝る前に絵本を読んだり、

公園で楽しく遊んだり、

何気ないことで笑って過ごすことができる

日常にとても感謝するようになりました。

 

そして、普通って実は普通じゃなくて

すごく幸せなことなんだなということに

気がつきました。

 

これに気がつけたのは、

他でもないてんかんのおかげです。

 

もちろん、

てんかんにならないほうがいいけど、

てんかんを患ったからこそ学べたことがある】というのも事実。

 

悪いことばかりではないかもと、

やっと思えるようになってきた

今日この頃です。

 

続きます。