はじめての大発作
2020年7月16日。
この日は私達家族にとって忘れられない日になりました。
朝起きると「おはよー!」と元気にあいさつをしてくれる息子と娘。
当時、息子は4才・娘は2才でした。
息子は仮面ライダーが大好きで変身ポーズをしたり、ジャンプをしたりと朝から大はしゃぎ。
そんな2人の姿を何枚か写真におさめました。
それから程なくしてリビングへ・・・
息子はきのう保育園で作ってきた折り紙で遊び、娘はソファーでダラダラしていました。
私は朝食の支度の前に、きのうやり残した食器洗いをはじめます。
お皿を何枚か洗い終わったところで、とても静かなことに気が付きました。
「ん?なんかおかしい・・・」
母親の勘というかなんというか・・なんとなく気になって息子のそばに行きました。
息子は床に横向きになって寝そべっていました。
「ふざけて床に寝てないでそろそろお着替えしてくださーい」
声をかけても反応がありません。
テレビをつけたらさすがに起きるだろうと思い、テレビのスイッチを入れました。
しかし、息子は全く反応しません。
異変を感じ息子の顔覗き込むと、目が開いた状態でした。
そして、よくよく見ると目と口が同時に1秒間に1回程度の速さでピクッと痙攣している・・・
私は頭が真っ白になりパニック状態。
手が震えていました。
ですが、そのとき大人は私しかおらず「しっかりしなきゃ」と思い息子に何度も呼びかけました。
しかし、何度呼びかけても息子から反応が返ってくることはなく、すぐに救急車を呼ぶことにしました。
続きます・・・